読書好きなら誰でも知っているであろう名著「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を読んでモーニングページを始めました。
この記事ではずっとやりたかったことを、やりなさいの内容を少し紹介して、本の中で注目されているモーニングページについて話します。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」の紹介
子どものころ、何になりたかったでしょうか?
とにかく絵を描くのが好きだった、こっそり詩を応募したことがある、
ミュージシャンに憧れて仲間とバンドを組んでいた……。
誰にでもひとつやふたつ、そんな思い出があるのではないでしょうか?
でも、たいていの人は、
「才能がない」「できっこない」
「夢みたいなこと言ってないで、まともな仕事につきなさい」
などという世間や親、そしてほかならぬ自分自身の思い込みで、
創造的でありたいという夢を捨ててしまいます。本書は、わたしたちの内側に秘められた「創造的な子ども」を見出し、育て、
「ずっとやりたかったこと」をやって創造的に生きるための具体的方法論です。
ミリオンセラー作家、画家、有名俳優、
映画『タクシードライバー』の監督マーティン・スコセッシなども実践する本書のメソッドは、
いわゆる「アーティスト」はもちろん、
毎日をもっと創造的に生きたいすべての人に役立ちます。
紹介文にもあるように、昔私たちがやりたかったけど社会に出て働くにつれて忘れてきたこと、その事について挑戦するには何を考えるべきなのか、どういうことから始めると今の悶々とした状態から抜け出せるのかをこの本を通して思考の修正をしていけるようなそんな本です。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」の本の内容でわかったこと
本の内容として僕が読んでわかったのは、モーニングページにはやり方がありそれに沿って進めていくということです。やり方を以下にまとめます。
モーニングページのルール
・朝起きてすぐに書くこと
・紙とペンを用いて書くこと
・心に浮かぶことを3ページ書くこと
・最初の8週間は読み返さないこと
この4つが基本的なルールです。
ここから項目ごとに絞ってこのルールの意図を説明します。
朝起きてすぐに書くこと
朝起きてすぐに書くということは、その日1番頭がクリアな状態で思考の書き出しと整理ができるということらしいです。「ずっとやりたかったことを、やりなさい」のタイトル通りモーニングページの最終的な目的はやりたかったことをやる、本当になりたかった自分になるということが目的だと思います。
朝ひたすら思考を整理するためにノートに自分の考えを書くことで今までの自分を内省することができ、自分の今までの思考のクセを自己理解して本当にやりたかったことを思い出すきっかけになると思います。
紙とペンを用いて書くこと
モーニングページは紙とペンを用いて行うことが明記されています。
実際に手を動かして自分の思考を書き殴ることで頭の中をスッキリさせる効果があるそうです。
ジャーナリング(書く瞑想ともいうらしいです)の手法としてブレインダンプ(brain dump)という考え方があり、それは頭の中にあるモヤモヤしている気持ちや感情を紙に書き出して吐き出す方法らしいです。
個人的には書き殴る愚痴のようなものだと思っています。
心に浮かぶことを3ページ書くこと
そもそも朝から3ページも書けないよ!という人もいると思います。
僕もなぜ3ページも書かなければならないのかと思っていました。でもこのモーニングページのルールとして「余白をとにかく埋めること」と明記してあります。なので書くことがなくなったら好きな言葉とか食べたいものを書いてもいいわけです。
多分この3ページ書くというのは、量を書くことで頭の中の本音を絞り出してそれを自分に気付かせるということなのかなと個人的に思います。
最初の8週間は読み返さないこと
モーニングページのルールとして興味深いのがこの「8週間は読み返してはいけない」というルールです。最初これってなんで何だろうと思っていました。
モーニングページの目的として頭の中の思考やモヤモヤ、そして本当にやりたいことを引き出すことにあると思っているので簡単に読み返してしまうと、最後に読み返したときに気付くことが減ったり本当に気付かなければいけないことが見えにくくなったりすると思いました。
その為、とにかく8週間は気になる気持ちを抑えつつ3ページ毎日描き続けることが大事なんだと思います。
モーニングページを書き続けてわかったこと
実際しばらく続けてみてわかったことは、どんどん書くのが面白くなってくることです。
自分ってこんなに文章かけたんだなって思ってきます。
あと自分は自己肯定感が低く、あまりポジティブな考え方ができないのですがモーニングページを書く習慣がついてからは自分のことを俯瞰的に見れるようになって、「何でこんなこともできないんだろう」って考えていたことが「まあ、そのうちできるようになるだろうし続けてみようかな」みたいなポジティブな方向に変換できるようになりました。
多分このモーニングページというのは、取り組む人によっていろんな効果が生まれるものなんじゃないかと思います。僕のようにネガティブ思考から少しポジティブになれたり、何かやりたいけど何がしたいのかわからないという思考を自分ってこういうことがしたかったんだって気付かせてくれたり。
もちろんノートに思考を書き出すのが合わなかったなと思う人もいると思います。
合わなかった人は合わなかった事が分かっただけで進歩だと思うんです。
「ノートを書く事で何かに気付く」と言うことが僕が気付いたことでした。
まとめ
今回は「ずっとやりたかったことを、やりなさい」を参考にモーニングページのルールとそのルールについて個人的に思うことをまとめて、実際にモーニングページに取り組んでみて気付いたことをまとめてみました。
朝にモーニングページを3ページも書くと言うのは結構ハードだと思います。
最初はとても時間がかかります。1ページを埋めるのに30分かかる人もいるそうなので、1回のノートを書くのに1時間半かかることになります。
でも書いていくうちに慣れます。(僕は慣れました。)
もしとても時間がかかる人は小さいノートから始めてみるのもいいと思います。
1番大事なのは無理なく習慣にして続けることだと思います。
ペンとノートさえあればすぐに始められる習慣だと思うので、気楽に始めてみましょう。
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